8月13日(金)
13:20~ 寒山寺
昼食を食べた後に寒山寺に移動しました。
寒山寺は中華人民共和国江蘇省蘇州市楓橋鎮に位置する臨済宗の仏教寺院です。
張継が煬帝の拓いた大運河を旅する途中、蘇州郊外での旅愁をうたった
「楓橋夜泊」は優れた漢詩として知られているようです。
「楓橋夜泊」 張継
月落烏啼霜満天
江楓漁火対愁眠
姑蘇城外寒山寺
夜半鐘声到客船
【書き下し文】
月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓(こうふう)漁火愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声(しょうせい)客船(かくせん)に到る
【訳】
月は沈み、からすが鳴いて、霜の気が大気中に満ちわたっている。
川岸のかえで、漁船のかがり火が、旅の憂いに寝つかれずにいる目にうつる。
姑蘇の町はずれにある寒山寺から、
夜半をつげる鐘の音が、この旅の船にまで響いてくる。