ICHANTAXACC’s blog

※Yahooブログからの移行時に文字化けあり

実務の失敗(法人税法偏)

実務の話はあまり具体的な事はかけないので考えながら書いている。
まっ事務所内部の人間関係の話ならいいけど特にお客さんの話はね・・・。
正直言って面白いネタもあるんだけど・・・。
実務の話を書くときは、お客さん個人を特定するような具体的な話はまず書かない。
税法の規定の話とかだったらいいけどね。

今までうちの事務所は税法判断のミス絡みで訴訟にあったことがない・・・。
たまたま運がいいのかもしれないけどトップが実力者だからだろうな。

で今日は自分が失敗した経験と
もう少しで失敗する所だった経験について書きます。
大きな事務所とかで何人かでチェックするシステムになっていれば
ミスも起きにくいのかもしれないけど、特にこれから開業を目指す人は
少人数で仕事をしていかなければならないので細心の注意は必要だと思うよ。

[永欟皺歙任鯏用対象外の会社に適用してしまった。
事務所に勤めて間もない頃で痛いミスだった。
この頃は法人税法の勉強もしてなくて実務で覚えた事しか知らないときだった。
あの時は自己資本50%基準を使えば留保金課税かからなかったのに・・・。
このときの経験があって法人税法をきっちり勉強する必要性を感じて
去年は上級直結を取ったのでした。

⊂霾鹹命の特別償却
ある会社で情報通信の50%償却の対象資産を購入したので適用させた。
(この規定は所得税と被っていたので法人税を勉強してなくても知ってた。)
申告期限の日になって仕事も終わって帰り支度をする直前に
嫌な予感がして法人税申告書マニュアル見ていたら
この規定を適用するためには「特別償却の付表」をつけなければ
いけないのが分かった。
法人税ソフトには「情報通信の特別控除の別表」はあるけど
「情報通信の特別償却の付表」はなかった。
急いで作成し提出。
これに気づいたのは申告期限の日。
あと1日遅れていたらこの規定は否認されていただろう。(バカにならない金額です。)
運が良かったとも言えるけど、自分でも直感的なものがあったから
たまたま法人税法マニュアルに手が行ったのかな。
ちなみに学校で法人税法を仮に勉強していたとしても
計算の内容はやっても
提出する付表とかはやらない気がする。

今まで直感的に嫌な予感がして調べたら・・・。
みたいな経験何度かしている。
勉強してないと直感は働かないと思う。