ICHANTAXACC’s blog

※Yahooブログからの移行時に文字化けあり

消費税法の計算対策その1

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※上記の写真は消費税法の合格年の本試験問題です。

税理士試験では消費税法は4回受験しました。(受験回数の半分受けています)
落ちた原因は理論が弱かったのもありますが
計算で最終値が合わなかったのが大きな原因の一つです。


他の科目だと計算で差をつける事が多かったんですけど
消費税法は特にケアレスミス誘発試験みたいな科目で
計算が得意な利点があまりありませんでした。
基礎期だと計算満点が当たり前なので、
計算が得意だろうが不得意だろうが満点いけます。(笑)

そのため色々試行錯誤をしてケアレスミスを防ぐやり方を研究しました。
4回目の受験中は、
普段の演習でも判定ミス以外の
いわゆる電卓ミスはほとんど無くなりました。

ケアレスミスとゆう点ではその後に受けた住民税の方がきつい試験ですが
消費税法で苦労した後だったので耐性がありました。

消費税法の計算演習の解き方はいつも決まっていたのですが、
概ね次のような感じです。


1.基準期間における課税売上高の計算

転記⇒計算


2.1の見直し

※この見直しは必ず問題用紙の数字でやる。
答案用紙でやると転記ミスにきずかないので。


3.問題文に課税分類を書込(青のボールペンで書込・黒だと後で見落とす)

課税売上高⇒か
免税売上高⇒めか
非課税売上高⇒ひ
不課税売上高⇒数字に×をつける
課税売上返還⇒かへ
免税売上返還⇒めかへ
非課税売上返還⇒ひかへ
不課税売上返還⇒数字に×をつける

課税売上対応仕入⇒A
非課税売上対応仕入⇒B
共通売上対応仕入⇒C
課税貨物にかかる消費税額⇒Aか・Bか・Cか
課税仕入にかかる返還⇒Aかへ・Bかへ・Cかへ
それ以外⇒数字に×をつける

簡易課税だと
1種・2種・3種・4種・5種⇒1・2・3・4・5

※特定収入は忘れた

消費税を知らない人だと暗号になっています。(笑)


4.3を答案用紙の該当箇所に転記



5.見直し

問題用紙を見て該当箇所の数字と課税区分が
解答用紙に正しく転記されていると
問題用紙に赤丸をつける。
⇒これをやらないと転記間違いが起きますが、
直前期になって変動や転用が混ざって時間が少なそうだと
課税仕入れのチェックはしないことがありますが
課税売上割合にからむ課税区分のチェックだけは絶対にやります。
(か・めか・ひ・不課税売上とその返還)

その2へ続く。